こんにちは!
オーカス島は最近やっと夏の気温になってきました。
今日のランチはほぼ0円!しかもオーガニック&ちょーヘルシ~!
こんな事ってありえる??うん、ありえる!
私が参加してるガーデン(農場?菜園?っていうのかな)は12人の同じ年ぐらいの人たちと一緒に作ってて、毎週火曜日&土曜日みんなで集まって作業をします。
先月までは行くと作業だけな日々だったけど、2週間前ぐらいからやっと収穫の時期がはじまって、毎回いくと「今日は何をお家に持って帰って料理できるのかな~」って楽しみです。
私は他の11人と比べればちょーシティーガールだから、まだ知識が少ないのでどいういう野菜がいつ収穫の時期なのかとかがわからないです。でも謎だからこそ更に楽しい気がします。
でもだからと言って、野菜を本とかインターネットで調べて勉強するというよりかは、今は毎回ガーデンに行くたんびに自然と学べるのが楽しいと感じています。
たとえば土曜日の収穫は:
レタス2種類、大根、白菜、ビーツ、空豆、えんどう豆、じゃがいも、ケール、人参、ネギ、ブロッコリーでした。
人生都会生活だったし、私一切こんな事した事ないから毎回毎回感動が大きい。。。なにこの大根!!やばすぎる!!!!お豆ってこうして土から出てくるのちょーかわいい!などなど色々びっくりしすぎて、ガーデンにいる人は逆にこんな私にびっくり。って感じの日々です。
で、昨日の夜は疲れてたので、簡単にほぼ全部の野菜を蒸しただけで、レタスにのせてサラダにしました。
ドレッシングは味噌、ごま、醤油とお酢で作りました。
今日は一日中描いた絵を取り込んだのでコンピューターで修正の作業だから、いつも通りにランチ食べながら作業を続けようと思ってたんだけど。。。なんか食べる一口一口がおいしすぎたので作業というよりかはコンピューターを閉じる事にしました。
食べてる野菜を一人で見ながらなんでこんなにシンプルなサラダがおいしいのか。について考えました。
もちろんオーガニックだし、農薬つかってないからおいしいにきまってる。でもそれだけじゃない。
自分が土の中に苗を植えて、水をあげてできたレタスを食べるのって、お店に行ってお金で買ったレタスとはちがう。言葉では説明ができない!そして他のもっと育つのに時間がかかったポテトとか大根などは私が参加する1年前から他の人たちが栄養たっぷりの無農薬の最高の土を育てて、去年から種を植えて、お水をあげて、植物の面倒を見てたからです。
この野菜達は太陽、土、水、人間のコラボレーションからできた作品だなと思った。
そして自分が作ったレタスのおいしさはおいしいけど、他の人が作ってくれた野菜のおいしさが本当においしい。特にその人たちが友達とか知り合いだとなおさらおいしい。
おいしいおいしい言い過ぎてるブログになってる。。。
よく小さい頃お母さんに「食べる事は感謝しなくてはだめよ」とか言われてもちろん理解はしてたけど、31歳になって今頃やっとはじめて本当の感謝が感じる事ができた気がします。
まず自分で野菜を育てたら、結構作業は運動みたいだし、お水あげたり、色々作業しながら苗から野菜になるまで時間がかかるのを体験してから食べると、自分をすごいほめれるというか「よくできたな。」って気分になる。大げさな言い方かもしれないけど、自分に人間が生きていくために一番必要な「食べ物」という物を作れる能力があるんだ!というとてもパワフルな気持ちと共に自然に対しての感謝の気持ちが生まれる。
で、それとちがって友達が育てた野菜を食べる時の、「おいしい!」ていうのが頭じゃなくて心が言ってる気がする。
この「おいしい!」はお金では絶対に買えない、最高のおいしさです。
いままでの「高いお金払うほどおいしいごはんが食べれる」という単純な考えが変わった気がします。
今日のランチはドレッシング以外は0円です。
自分で最初から最後までの作業を体験したり、そして身近の人が作った野菜を食べると、
いままでの「食べ物に感謝しなきゃ。」って考えながら食べるのとちがって、そんな事を頭で考えなくても
今日は食べながらどこかもっと深いところから「ありがとう」の気持ちがでてきました。
ここにきてからはじめて日本語の「いただきます」ていう言葉の意味がもっと理解できた気がする。