世界で一番大きい国ロシア。日本の約45倍も大きい国でありながら、全国どこでも共通したロシア語が話されている。それは社会主義国家ソ連時代の遺産であり、食生活なども比較的共通している。一方、ソ連以前のロマノフ王朝時代には宮廷文化が花開きフランスなどの外国文化が多く取り入れられました。1月と2月のワールド・ブレックファスト・オールデイは知っているようで知らないそんなロシアを朝ごはんを通して旅する。
ロシアの朝ごはんの定番はソバのカーシャ。日本では専ら麺にして食べるソバだがロシアでは水と牛乳で煮てお粥のようにして食べる。ソバのカーシャは朝ごはん以外でも料理の付け合わせとしてもよく食卓にのぼるポピュラーなメニューです。またクレープのようなブリヌイもカーシャと並んで朝ごはんによく食べる。クレープよりもモチっとしていて、ジャムやサワークリームを包んだり、イクラやサーモンを包んで食べる。ちなみにイクラは魚の卵という意味のロシア語。イクラはロシアでもよく食べられています。そのほか、付け合わせにハンバーグとコロッケの中間のようなカトレータ、冬のビーツのサラダやキノコのピクルスも。温かいソバのカーシャの上のバターが溶けたら、さあ召し上がれ!
そのほか、ロシアのポピュラーなドリンクのクワスやハチミツのケーキなどもご用意。会期中には料理教室などロシアに関するイベントを多数開催するほか、実際にロシアを旅する連動企画も今回からスタート! ロシアの一般家庭を訪問して朝ごはんを食べたり、現地の市場やスーパーマーケットを巡るWBAらしい5泊7日のスペシャルツアーだ。詳細はウェブサイト(http://www.nettravel-jp.com/items/view/7639)にて。
WORLD BREAKFAST ALLDAY
ワールド・ブレックファスト・オールデイ
東京都渋谷区神宮前3-1-23 1F
03-3401-0815
7:30~21:00(LO 20:00)不定休