隠れ家レストラン「shibuya bed」のシェフ・宮田さんとソムリエ・バーテンダー・宮地さんによる食の連載企画「季節のいぶくろ。」。
毎週、旬な食材を使った“簡単”なのに“オシャレ”な料理と、それに合うワインを紹介していただきます。食にまつわる豆知識も満載です。
さて、今回のメニューは…?
「しめサバの炙りカルパッチョ 粒マスタードドレッシング」
宮田:今回のテーマは「秋サバ」です。「しめサバの炙りカルパッチョ 粒マスタードドレッシング」の作り方をご紹介します。
宮地:ワインは、こちら。「嘉(よし)シャルドネ」です。気軽に楽しめる国産スパークリングワインです。
宮田:しめサバはスーパーに売っていますが、今回は、bed風 洋風しめサバの作り方を下に紹介しておきました。是非こちらもお試しあれ。
しめサバの炙りカルパッチョ 粒マスタードドレッシング
~料理のポイント~
・しめサバはスーパーに売っています。
・サバは身割れが激しいお魚なので、丁寧に扱いましょう。
・市販の和風ドレッシングなどでも十分美味しいですよ。
・もし、家庭で自家製しめサバを作りたいときの参考レシピです。
(洋風しめサバの作り方 bed風)
三枚卸しにしたサバに塩を強めにします。30分冷蔵庫で寝かせます。白ワイン100ml、白ワインビネガー30ml、醤油30ml、みりん、20mlを合わせ、30分後のサバにかけ、30分冷蔵庫で寝かし、取り出して完成。
~サバの栄養効能~
・秋サバには、高血圧予防、ボケ防止、動脈硬化予防、眼精疲労予防、肝機能向上、体力向上などがあります
今回の料理に合う、オススメのワインをご紹介。
泡を加えた白ワイン
シャンパーニュ製法と云われる発酵時の炭酸ガスをワインに溶け込ませる事が高品質スパークリングには必要という印象があるかもしれませんが、それは一部の高級シャンパーニュを除いて固定観念のようになっている事柄なのかもしれません。
高畠ワイナリーの嘉はいわゆる瓶内二次発酵のスパークリングワインではありませんが、気軽に楽しめるスパークリングを日本で造るにはどうしたら良いかを入念に考え尽くされた結果産まれた傑作スパークリングです。契約農家の栽培するシャルドネから高品質な辛口白ワインを造り、そこに炭酸ガスを注入する。固定観念に縛られない発想から産まれた、気軽に楽しめる国産スパークリングワインを是非一度お楽しみください。
shibuya bed
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2−23−13
電話:03-3476-6120(ご予約承ります)
OPEN:18:00~26:00(土曜・日曜・祝日定休)
shibuyabed ホームページ http://www.shibuya-bed.jp/
イラスト 米原千賀子/illustration Chikako Yonehara