クラフツマンシップとイノベーションによる高揚したエネルギー
2024年秋冬キャンペーンは、ヴェルサーチェによるテーラードスタイルの反逆を表現したスナップショット。コレクションをキュレーションし、エネルギーに満ちたシーズンを表している。
ドナテラ・ヴェルサーチェは、シャトー・マーモント・ホテルの象徴的な廊下や部屋に登場する次世代のヴェルサーチェ ウーマンとヴェルサーチェ マンのファミリーとともに、ロサンゼ ルスに戻ってきた。コレクションが持つ卓越した職人技と、ファッション性の強いラグジュアリーな視点との間に起こる緊張感が、マート&マーカスの画像と映像の中で前面に押し出されている。
キャンペーンに登場するコレクションは反逆性をテーマに、テーラードのピュアなラインとラグジュアリーなファブリックが選ばれている。ドナテラが言うように、テーラリングにドレープやプリントでワイルドさが加わり、さらに刺繍、ジャカード、ライニング、そしてアトリエ ヴェルサーチェのファブリックを詰め込んだ新しいラグジュアリーなツイードなど、デザインは解体され、再構築されている。
ウィメンズの軽やかなシフォンシャツやドレスには、シャープなホワイトのポインテッドスワローテールカラーがアクセントを添えている。メゾンの特徴である正確なカッティングは、ヒップの高い位置で開くスラッシュのドレスや、スリムなパンツに合わせたメンズの砂時計のようなシルエットのテーラードジャケットなど、コレクション本来の強さを生み出している。レザーのドレスとスカートは、自然でありながら、非常にコントロールされた精密な作りのドレープが特徴。リッチなリップスティックレッドがシーズンカラーで、レザーやキャディのドレス、ツイードのジャケットやスカート、メンズのモヘアニットなどに使われている。ワイルドバロッコ柄は、レギンスやイブニングドレスに華麗かつグラフィカルにあしらわれている。
このキャンペーンは、メゾンの新しいソフトでピローのようなクロスボディバッグ「クレイオ」を紹介するもの。若いキャストの手にかかると、「クレイオ」はその多様な個性を発揮し、贅沢なほどソフトでありながらインパクトのあるデイリーからイブニングまでのスタイルに、象徴的なヴェルサーチェらしさがしっかりと感じられエッジが効いている。「クレイオ」はメゾンのシグネチャーである「メドゥーサ’95」バッグコレクションの最新作で、精巧な職人技と素材、そしてデザインの中央に配された鮮やかなゴールドのメタルのハウスコード、「メドゥーサ’95」が特徴。
Chief Creative Officer: Donatella Versace
Photographers & Directors: Mert & Marcus
Starring: Loli Bahia, Vittoria Ceretti, Fernando Lindez, Lee Minseok, Hedi Ben Tekaya Stylist: Jacob K
Makeup Artist: Sam Visser
Hair Stylist: Akki Shirakawa